プロペシア服用のリスクについて

プロペシアは発毛を促す効果のあるお薬ですが、副作用も懸念される部分もあります。それは男性にとっての下半身に影響が出ることがあるからです。プロペシアを服用したらどのようなリスクがあるのかをご紹介していきいます。

プロペシアの画像と服用のリスクで悩む男性

プロペシアを服用すると下半身が萎える

薄毛の原因として男性ホルモンが原因となっているAGAがあり、世界的にAGAの治療薬としてプロペシアが使用されています。プロペシアは主成分であるフィナステリドの効果によって、薄毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑制できるので、抜け毛を減らす作用があります。プロペシアについては日本の厚生労働省の認可を受けていますので、一般の病院や薄毛治療を専門的に行っているクリニックで処方を受けることができます。ただし、医薬品である以上一定の副作用が生じる可能性があります。プロペシアは男性ホルモンに影響を与える医薬品ということで、男性機能として性欲減退や勃起機能が低下する副作用があると言われています。一般的な日常生活を過ごす上では影響が少ない症状であると言えますが、子どもが欲しいと思っている夫婦の場合には、服用する時期を変更したほうが良いと考えられます。プロペシアを服用することで、性欲減退や勃起機能が低下するという症状の報告がありますが、正確なメカニズムは解明されていません。精子が減少することや、勃起不全に陥ってしまうなどの副作用を発症する確率は、全体の1.8%ほどとなります。服用をしても副作用が生じない人も数多くいることから、問題ないと感じる人であれば子どもを作ることも可能です。1.8%の確率とはいえ、実際に精子減少などの症状を訴える人もいることから、AGA治療を継続的に行うにあたって把握しておく必要はあると言えます。独身で子どもを作る予定のない人であれば、プロペシアを服用することでAGA治療を行いやすくなりますので、自分の状況に合わせて治療を進行していったほうが良いでしょう。プロペシアによるAGA治療は服用を開始してから、効果が実感できるようになるまでに半年ほどの期間が必要ですので、治療をしていく中で体調不良が現れたときには速やかに医師に相談したほうが良いです。

プロペシア休薬すると抜け毛が増える?

男性型脱毛症の原因は男性ホルモンのテストステロンが、5α還元酵素によって代謝されてジヒドロテストステロンに変わることによります。ジヒドロテストステロンは毛母細胞の働きに影響を与え、毛髪が成長するために必要な細胞分裂を抑えてしまいます。こうなると毛髪の成長が上手くできず、薄く細い髪の毛となって十分に成長できずに抜けやすくなります。プロペシアの薬理作用は、有効成分のフィナステリドが5α還元酵素の2型の働きを抑えることで、ジヒドロテストステロンが生成されるのを防ぐことで、毛髪が成長するのを助け、抜け毛を予防することにあります。プロペシアの効果は一時的で、服用したその日にだけ効果を発揮するため、抜け毛を予防するには継続することが重要なこととなります。毎日のように飲み続け、一般的には6ヶ月ほど続けると毛髪が成長して、満足できるだけの状態になると言われています。この時点では5α還元酵素の働きが抑えられているので、ジヒドロテストステロンの生成はほとんどなく、薄毛がゆっくりと改善されているように見えます。しかし、薄毛の進行が抑えられているだけで、ジヒドロテストステロンの生成のリスクがなくなっているわけではありません。たとえ髪の毛が成長したからといって、プロペシアの服用を中断してしまうと再び5α還元酵素が活性化して、原因物質が生成されるようになるので、元の状態へと戻ることになります。休薬したから以前より酷い抜け毛が起こるというわけではありませんが、運動療法や食事療法など他の対処方法を実行していない限りは、改善されず以前と同じ状態に戻ります。増えた毛髪の分だけ抜け落ちていくので、抜け毛が増えたようにも見えますが、実際には何も変わっていないのです。

プロペシア服用でうつ症状が出ることも

薄毛・脱毛対策のための薬として、安価で効果もあると人気のプロペシアですが、副作用としてうつ症状が出ることがあるようです。具体的には、落ち込みやすくなる・やる気が出なくなる・集中力が続かなくなる・イライラする、といった症状があげられます。はっきりした原因は明らかになっていませんが、プロペシアに含まれているフィナステリドと呼ばれている成分が、男性ホルモンに作用して、うつ症状を引き起こすのが主な原因ではないかと言われています。また、フィナステリドが、抑うつに関係する神経活性ステロイドを減少させてしまうからではないか、という指摘もあります。その影響で自律神経のバランスがくずれることで、うつ症状が発生しやすくなるということです。プロペシアを服用している人の中には、この神経活性ステロイドの減少によって、性欲の減退やEDといった症状があらわれる人もいます。アメリカで行われた実験でも、AGA治療でフィナステリドを用いなかったグループに比べて、フィナステリドを使って治療したグループでは、うつ症状になる人の割合が高かったという結果が得られています。中には、服用をやめてからもうつ症状の改善がみられないというケースもあるようです。必ずしもすべての人にこの症状があらわれるとは限りませんが、プロペシアを服用していて、もし上記のような症状が感じられた場合には、服用量を減らしたり、医師に相談するなどの対策をとることが大切です。また、これから服用してみようと考えている人も、うつ症状のリスクを考えて、服用を始めるようにしてください。また、早くに効果を出したいからと、規定量よりも多くを服用することなく、必ず決められた量を守るように心がけてください。